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私の場合、政治記事だからと言ってカテゴリーを政治にすることは結構少ないです。
何故かというとあまり裏付けがなく、私見的なことしか言わないから。
だから『感想』というカテゴリーが必然的に多くなるということで、今回もタイトルが政治っぽいのにカテゴリーは『感想』ということで。

さて、私は日に少なくとも二部、多ければ三部ほど新聞に目を通すようにしてますけど、政治記事に関して言えば中日新聞(=首都圏では東京新聞)がある程度信頼を置ける記事を載せていて、日経は間違ってはいないんだけどその割にはピント外れも多いって感じで、地元の雄にしてローカル紙の北國新聞は論外なくらい与党べったり偏向報道です。
ただそんな三紙でもあっても共通して言えることが一つだけあって、どれもこれも民主党案を取り上げるときに使う言葉が「財源を示せ」でございます。
特に日経の、今日だったか昨日だったかは覚えていませんが、「与党案の3歳~5歳家庭への一回こっきりの3万6千円支給は何の意味もなく選挙買収のためのバラマキと言われても仕方がない」と書いておきながら「民主党の義務教育期間終了までの子供一人頭毎月2万6千円は財源を示すべきだ」と双方批判モードでございました。
が、
だったら、こっちからも聴きたいんだけど、今回の本予算、補正予算を含めて100兆を超す予算の与党の示す『財源』って何なのさ?
まさか、国民に負担を押し付ける社会保障費及び消費税の大増税と国民に借金を押し付ける国債の乱発が正当な財源だと言うつもりなのか?
これが財源なら、それこそ与党側こそ財源を示していないも同じで、大多数の国民が恩恵を受けられない予算を執行するのに、どうして国民に負担だけを押し付けるんだと言いたくなる。
この点を突くマスコミは今現在、残念ながら皆無に等しくて、一方的に民主党だけに『財源提示』を求めてくるのは、マスコミも語るに落ちたか、としか言いようがない。

ちなみに、民主党は財源を提示しているのである。絶対に報道しないから知らない国民(=特にB層)が多いんだろうけど、子供手当1ヶ月2万6千円について言えば、日経新聞が試算したところ、年4兆8千億あればいいらしく、ここでピンとくる人も結構いるんじゃないかと思うんだけど、天下り先に流れている12兆を止めてしまえば、その半分以下で財源ができるのである。そして、国土交通省には毎年6兆という絶対にそんなに必要な訳がない予算が付けられている。これも半分以下にしてしまえば、おつりがくる。
そしてもう一つ、本予算とは別に特別会計というものがって、これが毎年200数十兆あることが確認できているので、これを潰してしまえば、実は消費税も要らない計算が成り立つのだ。
民主党の財源とはここにある訳で、示していない訳じゃない。むしろ、具体的に数字を挙げてまで示しているのに、報道する段階で『無駄遣いの徹底抑制』という言葉を使ってマスコミが濁しているだけなのである。
それは5月27日の党首討論を一部始終見ていた人なら皆知っている。

財源がないんじゃなくて、財源をぼかして報道しているマスコミと財源を誤魔化してる与党というものはいったい何なのだろうか、とか思う。
中日新聞は少し切り込んでいたけどまだ足りませんし、日経と北國は論外。
国民も自分たちが生活費を削ってまで払っている社会保障費と税金なんだからもっと目を光らせないといけないと思うんですけどね。
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ローカル紙とは言え、県で一番発行部数の多い新聞なんだから、もっとちゃんとメディア活動してもらいたいと思うのが、地元の北國新聞でございます。
昨日はちょっと読む暇なかったんで、知らないんですけど、一昨日にしろ、今日にしろ、政治記事はあまりに隔たり過ぎてて読んでいて嫌になる。
一昨日はダービーで馬鹿な観客の声援にご満悦とか言う阿呆の記事をカラー写真で載せててそんなことよりももっと大事なことがあるだろう、とツッコミたくなりましたし、今日は今日でわざわざ業界関係者の話と表現して「野党は政局にしてもらいたく」とか書いてますからね。
アホかと言いたい。
政局にしているのはどう見たって現政府与党で、世界一斉不況をそれこそ人気取りに使おうと、天下り先への無駄遣い予算を馬鹿みたいに巨額で建てて、国民には天下の愚策、定額給付金や(付けると喜ぶのは胡散臭い公団である)ETC車で休日のみの高速1000円割引くらいしかなく、それさえも効果はほとんどなかったのである。まあGW中の観光客は増えたらしいけど、それが景気浮揚だって言ってるなら本当の馬鹿である。それ以後はどうなった?
だいたい、世界一斉大不況に陥ったなら、選挙やって、民意を得た政権が腰を据えて対策をやるべきであって、任期まで一年を切ったような、何をしようがその場しのぎしかできない暫定政権が手掛けていいことじゃない。おかげで日本が一番深刻な打撃を受けてるじゃないか。震源地のアメリカよりもGDPが悪化するなんてどういうことだよ。
そもそも景気悪化時の対策は『減税』して恒常的に消費を促すように持っていかなきゃいかんのにそれを無視する国なんて日本だけなんだよね。
所得税、消費税、ガソリン暫定税といった、大多数の国民が恩恵を受けられる減税策がそこにありながら、こんな状況でも自分たちの利権確保にしか走れない政権なんていらない。
そう言えば、大学時代のゼミの教授が「日本政府の景気対策は一度も成功した試しがない」って言ってたけど、正にその通りの現実が今、降りかかってるし。
同じ系列の新聞でお隣に富山新聞ってのがあるらしいんですけど、あっちはなんと言っても国民新党代表の綿貫氏が牛耳ってる県ですから、やっぱ論調は違うのでしょうか。
一度見てみたい気もする。

そんな腐りきったメディアの中、今、本当にメディアとしての責務を果たしているように見える新聞社は実は存在するのである。
何でそこまで強気になれるのか分からないのは確かなんだけど、中日新聞(首都圏では東京新聞)がとっても頑張っている。
つい先日もアメリカの核持ち込みの密約を他の新聞社は一切報じなかった中、ただ一社、報道したし、政治記事も与党野党に裂く割合は似たようなもので、双方の出す法案、姿勢に対してもちゃんと是非論調もしている。ちょっと非難論っぽいところはあるんだけどそれでも偏向報道するよりははるかにマシと言えるでしょう。
島サミット 首相、500億円支援表明へ 中国の太平洋攻勢に対抗

マジで真正のアホだと思う。
総理も産経新聞も。
何で金も出さなきゃいけないんだって。しかも何の戦略もない単なる安っぽいプライドから出てきた対抗心だけじゃないか。まるでガキの対応だよ。「あいつはこれだけしか出せないけど、俺はこれだけ出せるんだぜ」という理屈だ、こんなものは。
諸外国はまたほくそ笑んでいることだろう。日本がまた馬鹿をやっているって。
でも『豚もおだてりゃ木に登る』訳だから日本を褒めときゃ、またやらかしてくれると思っているはずである。
でも日本は主導権を握れない。手の内を先に見せてしまったら主導権はどうやったって向こうに行ってしまう。しかも撤回することすらできない手の内を先に言ってしまったのである。愚の骨頂だ。
私は別に海外協力に反対な訳じゃない。参加することは悪いこととは思わないし、むしろ良いことだと思っている。
しかし、その行為によって日本に目に見える形での利がなければ何の意味もないとも思っている。感謝状や感謝の言葉じゃなくて何か別のことだ。感謝の意だけで喜びに浸れる奴は自己満足でしかない。
例えば極端な話、日本が窮地に陥ったときに助けてもらえるような何かを得るとか言ったような感じのものを。
国際協調はボランティアじゃなくて取引だ。
取引はギブアンドテイクが常識だし、見返りを求めるのは当然だ。
という訳で、いったいこの拠出には何の意味があるのか。日本は『技術』も提供するはずだから拠出額で争う必要なんてどこにもない。中国は『技術』が無いから多少金を払うんであって、どうしてそれが分からないのか。お金と同時に必要なのは世界有数のレベルを誇る日本の技術なんだ。
海水淡水化や廃棄物管理の対策は日本の技術力なしには不可能なんだから金額で争う意味なんてどこにもない。極端な話、金は中国に出させて日本は技術を提供するだけでいいじゃないか。普通に考えればお金も技術もどっちも大切で同列扱いになるってことは分かりそうなものなのに本当に分からないんだろうか、日本の首脳は。
いきなり土曜日の朝一番から馬鹿なことをやらかす総理を馬鹿みたいに称賛する記事が目に飛び込んできて、どうも気分が優れない。

夜にまた何か別のことを書くかもね♡
最近、特に小沢元民主党代表の公設秘書逮捕以来、なぜかよく聞かれるようになったのは「自民党は最悪だが、その政権を追い込めない野党もだらしない」でしょうか。
まあ確かに、安部以来、福田、麻生とあれだけ支持率が低空飛行を続けているのに解散させられないのはそう映るかもしれない。
しかし。
これは私は多大な間違い且つ単なる責任転嫁だと思う。
私はこの人の論評を高く評価している訳ですが、それでも、この人の文から「野党も不甲斐ない」という言葉が出てくるとは思わなかった。
んで、5月21日のブログを読み進めていく内に何のことはない。なるほど、そういうことかと思うに至った訳であります。
何度も言いますが、私はこの人を大変高く評価しています。30代半ばでありながら政治、社会、国家観と私なんぞ足元にも及ばないくらい見識で世の中のことをキチンと捉えています。
ですが、野党(=特に民主党)が不甲斐ない、というのはちょっと違うと思う。
現に昨年、一ヶ月だけとはいえ、ガソリンの暫定税継続を阻止できたし、2007年初頭から、不適格な大臣を大量に解雇させたし、与党の無駄遣いを世に暴いたのも民主党だ。特に年金記録紛失5000万件は社会保険庁の自爆テロと言われているけれども、それでも民主党が言わなければ闇に葬られていたし、昔の社会党では絶対に出せなかったはずである。日銀人事においても天下り人事は許さなかった。
4年間の功績は過去の野党と比べ物にならないくらいよくやっている。
それでも悪法が罷り通るのは、2005年9月11日に小泉劇場とそれを煽るマスコミに惑わされて先を見ることができなかった有権者の一票の所為なのである。
衆院3分の2の再議決があるから自民党のわがまま悪法が何をやっても通ってしまうので、どれだけ野党が頑張ろうがどうにもならない現実があるのである。もし、3分の2がなければ与党は妥協の政治にならざる得ず、また、もっと前、おそらくは安部が政権を投げ出した時に解散総選挙が行われたいたと思う。
前述の人は郵政民営化を公務員改革と捉えたようでしたが、実は当時から、この郵政民営化はアメリカに国民の預金340兆を引き渡すためのものだということを言われていたし、小泉氏が郵政大臣自体に郵政省が言うことを聞かなかった私怨とも報じられたのである。(ソースは出せなくて申し訳ない)
もしそれを知っていれば、誰も小泉自民党なんぞに票を入れようなどと考えない。しかし、新聞テレビの大手マスコミはまったくそれを報じなかったのだ。
とすれば与党が居直り居座りを続けられるのは野党の不甲斐なさが理由ではなく、何でも好き勝手できる3分の2を与えてしまった有権者の責任なのである。
おそらく、野党が不甲斐ない、と言っている人たちの大半は、2005年9月11日に自民党に投票した人間ではなかろうか。
ゆえに野党が不甲斐なく映るのは、自分が責任を負うのが嫌で、それを野党に転嫁しているだけなんだと、私のような2005年時に自民党に投票しなかった人間は思ったりする訳である。


私は4年前の時点で日本はもう駄目だと感じた人間で、それは当時、本館で選挙関連のイラストを飾ったときに言いましたし、以降、ブログでは、常に「まだ遅くないと信じて」というセリフを使ってきました。でもこんなものは本心じゃなくて自分に言い聞かせるためだけの言葉ですよ。
現に今の日本は疲弊しきっている。国民は負担増に苦しみ、諸外国からは重要視されなくなって、多くの国民がその日を生きるのに精いっぱいで将来に夢や希望を持てない世の中になってしまっている。
でも4年前に小泉自民党に投票してそれが間違いだと悟った人間は、「まだ大丈夫」「まだなんとかなる」と自分に言い訳して正当化しようとしているような気がしてならない。


しかしあえて、私はその言葉に乗ろうと思う。
今年の総選挙で政権交代が起これば、すなわちそれは変革なのだから。
変革が起これば人の心も変わる。それは歴史が証明している。
なんにせよ、4年前の過ちに気付いた人は多いはずだから。ならその人たちが日本を変えるために行動を起こしてくれると信じてみてもいいんじゃないかと。
民主党代表選でにわかに政治が脚光を浴びている昨今。
そんな中、昨日でしたか、会社で政治のニュースを見ながら、女性従業員が言った言葉。
「なんか鳩山嫌」
「小沢傀儡っぽいし」
「なんとなく岡田が良かったな」
です。
なんだ? 「なんか」とか「なんとなく」って。
挙句の果てに「小沢は悪いことしてるし」とか言い出しましたので私から一言ツッコミ。
「どんな悪いことしたの?」
アンサー。
「……献金をもらってることとか」
さらに私からツッコミ。
「小沢だけじゃないんじゃない?」
もう一回アンサー。
「……それはそうだけどなんか昔の自民党っぽいし」
完全にツッコミを入れる気が失せました。
ああ、なるほど。こういった人たちが多いから自民党腐敗政権が存続してたんだなぁ~~~とか実感しましたよ。
んで、私が呆れてると、
「ほら民主党って何してるか分からないし、反対ばかりしてるじゃない」
とちょっとムキになって言ってきましたけど、もうどこから突っ込んでいいのやら。昔の『何でも反対社会党』を引き摺り過ぎちゃいないか?って感じです。
で、私が「まあ法案を出してもテレビ新聞は報道しませんし、(ネットで知ることができます)予算の中身を見れば反対して当然だと思いますし、ついでに言うなら昔の自民党って言うけど、昔の自民党はまだマシで、小沢氏が自民党を出たころから自民党がおかしくなったんだけど」と言い実例を挙げて、トドメに「岡田さんと小沢さんて同じ竹下派で一緒に自民党を飛び出したんで仲悪くないんだな、これが」と告げるとようやく何も言い返せなくなったようでした。
つまりはテレビ新聞を鵜呑みにして、それ以上のことを自分で調べようともせずに決めつけていたということです。まあ私も二十代前半の頃はそう言ったところがありましたけどさすがに今はそんなことで選挙の判断にはできませんからね。ちなみに会話の相手は、二十代になったばかりの人ならともかく、もうすぐ還暦を迎える人と三十に突入した人だったりします。自分の生活に自民党の愚策が直撃してるって実感あるはずなのに、それよりも印象だけで投票してんのかね? さらに爆撃を受けることに気づいていないのかな?


まあこれは昨日のことで、今度は今日。


これはもっと呆れてしまって、会社の女性社員全員が騒いでたんですけど、やれ新型インフルエンザが危ないとか、マスクがどこ行っても売り切れだとか、関西方面から来る人は完全防備で来てほしいとか、好き勝手言っておりました。
はぁ……これが今の日本の姿なんだなと。
ひょっとして日本国民が全員B層なんじゃないかと力が抜けましたよ。
だいたい厚生労働省が「冷静に」と言っているくせに、頻繁にマスコミに拡大状況をリークしている不自然さに気づけっての。しかも感染爆発は5月16日の民主党代表選のその時を狙ったんだから魂胆ありありじゃないか、という裏読みもできないのでしょうか?
それを逐一、危険性を増大させるようなドキュメントを組んでまで流すマスコミもマスコミなんだけどね。まあ、当初は代表選を潰して『鳩山は小沢の傀儡だ、院政だ』なんて報道しようとしたんだろうけど、そのために新型インフルエンザのことを流しちゃったもんだから誰も聞いてなくて完全に狙いが外れましたもんね。それを覆い隠すためか何だか知んないけどどんどん増加させたもんなぁ。今じゃ世界第4位だよ。
でも感染確率は大阪と兵庫の人口を考えれば5万分の1。パーセントなら0.002%。
いい加減、踊らせていることに気づいてほしいものです。
今日も二回目のブログでございます。前が長くなっているんで、それ以上長くしたくない、というのも本音ですが。
まあタイトルだと『執筆意欲』なんて言ってますけど、要は言いたいことがあると思って頂いても構わないかと。

さて、私はと言うとテレビの低俗な番組に嫌気が差して、ここ三年ほどは『笑点』以外見ていないと言っても過言ではありません。
それまでは『言葉』とか『知性』とか『心理』を感じる番組ならジャンル問わず見てたんですけど、本当に最近は見なくなりました。
クイズなら『クイズダービー』、俵孝一郎が出ていた頃の『マジカル頭脳パワー』、年に一回でしたけど福留功さんがやっていた頃の『アメリカ縦断ウルトラクイズ』、ビートたけしがやってた頃の『平成教育委員会』などなど、リアクションに頼ることもなく、下品でもなく、正解率を求めるよりはおバカなタレントの間違いを楽しむような低俗じゃなかった頃のクイズ番組は大好きでした。ネプリーグがギリギリ『クイズ番組』と言ってもいいかな?くらいになったとき、本当に見るのを止めてしまいました。
言葉遊びとして『タモリのSUPERボキャブラ天国』も好きだったし、『トリビアの泉』だって好んで見てました。所さんのココロジーとか心理ものに興味を引かれましたし、ニュースも夜9時のNHK、夜10時のニュースステーション、ハマコーが出るようになるまでのTVタックルは本当に面白かったものです。
ですが本当にそういう質の高い番組は無くなりました。いやまあ、ここ三年ほど見てませんから今はどうなっているのかイマイチ分かっていないかもしれませんが。(ヲイ)

とまあこんなどうでもいいことでもたまには感傷的に話したくなる時もありまして。

さて、最近よく取り上げますけど、
本当にこの方のブログは見ごたえがあります。

Aobadai Life

前回は読み易さについて言いましたけど、もうひとつ、民主党支持者にありがちな『偏向報道』を理由に党内の誰かを非難することがないことです。
例えば今回で言えば民主党代表選の岡田克也氏とか。
私も岡田氏は高く評価していましたし、かといって鳩山氏が相応しくないとも思っていなかった訳で、それなのに、鳩山氏を支持する方が岡田氏を非難する姿勢はなんとも辛く悲しかったんです。
民主党は党内権力争いすべきじゃない、とかいうようなことを書きながら、一番権力争いに固執しているのは彼らじゃないかと思ったくらいでした。
しかも毎度毎度『偏向報道』を指摘しながら、岡田氏に対する記事に関してはそれを肯定していましたからそれがなんとも不思議でした。

まあそれはそれとして。
今日の中スポに今話題の二人の知事の談話が載っていました。橋下氏とそのまんま東です。
橋下氏は正直、好きではないのですが、民主党代表選と鳩山新代表に対しての感想は的を得て納得できるものでした。ちゃんと質問に沿った答えをしています。
反対にそのまんま東は改革派のような顔して「どげんかせんといかん」とか言って当選した割には、今ではすっかり自民党系「土建化せんといかん」知事らしく、意味のない説明責任を未だに求めてました。何で鳩山氏の代表就任の感想を聞かれて西山建設のことを言っているんだろうか、と本気で思いましたよ。説明責任って、じゃあ検察側は説明しているのかとか自民党側の疑惑議員は果たしているのか、とか思わないのか以前に、質問の意味が分からないのか?とツッコミを入れた人はどれだけいたでしょうか。
数が多いならまだまだ日本は救われるのですが。
まだ一日が始まったばかり。日記を書くにしても半日後だろうに、なぜ今書いているかと言うと、内容が日記じゃないからです。
でもブログってそんなものでしょ? 日記じゃないのですから。
日記ならブログじゃなくてダイアリーっていうもんね。
日々のことも書くけど、時事についての感想や見識を書いたっていいんだから。
現実問題としてブログは日記よりも何かあったときに即座に発表する場に等しく、一日に何度も更新する人だっている。
なら朝早く書いたって構わないんじゃないかな?とか思う。
私もブログ名は『記録』であって『日記』じゃない訳ですし、ちょっとした紹介でも『管理人の日常と独り言』と謳っていますから。
あーでも本館別館からアクセスするときは双方とも『日記』になってますか。(^^;)
まあそれはそれとして。(ヲイ)


さて、長々と前口上を述べましたけど、なぜこんな早い時間に『感想』なのかでございますが、いちおー一社会人として、私は休日でも『新聞』なるものを読んでいます。もちろん産経新聞という『メディア』を名乗ることを恥とは思わないのかと言うくらい読むに値しない週刊誌以下の偏向ゴシップ紙などではございません。(ある人曰く、昔はちゃんとした新聞だったらしいそうですけど今は……ーー;)


地元の北國新聞という地方紙の話でございます。


ん~~~早速、偏向報道開始でしたね。露骨過ぎてげんなりしました。民主党代表選のことを一面TOPに持ってきて結構な数を紙面に割き、新型インフルエンザについてはそこまで取り上げてなかったことは評価できます。だって今の新型インフルエンザは感染力は強いようですけど、大騒ぎしなければいけないほどの『重病』ではありませんから。はっきり言って鳥インフルエンザとか冬に大流行するAなんたら型の方がはるかに強い毒性があるからです。いろいろなところで紹介されてましたから後はご自分で調べてみてただけると。
って、この『自分で調べる』という考えを日本人はあまり持ってないらしくてどうも他人任せになる風土病があるようです。例えるなら、いったい諸外国のどこに自国の問題を、真っ先に他国に要請する国があるというのか。

おっと話がそれて申し訳ございませんでした。
何が偏向モードかと言いますと、今日から早速『小沢院政』とか『小沢傀儡』とか書いてます。
んで、TOPの記者日記っぽいところで『愛』という言葉で鳩山由紀夫氏を讃えながら、いきなり政治面では(この人の予想通り)吉田茂対鳩山一郎とか言って麻生総理と同類のようなことを書き、あまつさえ、社説では政権交代後の政策の具体的な青写真を示せ、とか言ってます。
おーい。この社説を書いた記者は誰だか知らんが、文章を書く人間なのに『青写真』の言葉の意味分かっていないのでしょうか? 
『青写真』って大凡の計画、または未来の構想ですよ。なら言ったじゃないですか。『官僚支配からの脱却』って。内容も『天下り先に流れている12兆プラス特別会計に手を付ける』、『半年ごとの監視機関を設ける』とも言いましたよ。国民生活についても『子供育成支援』とか『就職支援』とか言ってましたし、政策の青写真ならこれでOKですよ。
どうやるかの具体的な話は政権を取った後、法整備する、やり方はその時に詰めるのであって、現時点では目標さえ掲げればそれ以上のことは必要ないでしょう。それともこの社説を書いた人は鳩山氏の会見を見ないで書いたのでしょうか。
しかも麻生総理と同列にするとは何事か。
確かに鳩山氏は世襲議員ではありますが、先代の地盤から出馬したわけじゃなくて別に選挙区から出馬しているのです。そんな基本的なことも調べずに親の(正確には爺の)七光りに胡坐をかいている輩と一緒にしてどうするのでしょう。なんでこれを伏せるんだろう?
あと、小沢傀儡って何? 小沢院政って何? まるで小沢氏が悪い政治を行ってきたみたいで、それを継承するような言い方ですが、いったい小沢氏はいつ悪政を行ったのでしょうか。
自民党時代の小選挙区導入についてはむしろ良策ですよ。一つの選挙区から何人も当選するなんて訳の分からない選挙を止めて一選挙区一人を確立したんですから。比例代表は党を選ぶ選挙ですのでこれも悪くない。悪いのはこの比例選挙を悪用するために『党の名前じゃなくて個人名でもOK』なんて改悪した小泉の方です。ただ重複候補制度だけは撤廃してくんないかな? 落選した人が比例区で復活当選するのはさすがに違和感があります。
てことで十年以上(もっと言うならここ15年以上)野党の議員がどうやって『政治』を行ったのでしょうか。
悪政を行ってきたのは小沢氏が離党した後の自民党政権でしょう。誰がどう見たって。
増税路線が顕著になったのも赤字国債をバンバン発行したのも1995年以降ですが?
新聞記者がそんなことも調べてないのか?
つーか、安部と小泉はアメリカ傀儡だし、福田と麻生は官僚傀儡じゃないですか。その辺りのツッコミは無しですか?
本来であれば『権力の監視役』が役割のマスメディアさん?
なんか根本的な意味を取り違えているような気がしてなりません。それとも最近の新聞記者は、言葉の意味も分からずに『文章』を書く商売をしているのでしょうか。
まだ私たちのような趣味でラノベやSSを書いている人間の方が言葉を知っていますし、ちゃんとした文章書いてますよ。これじゃ。

でも日本の国民ってやっぱり大多数は意識がそこまで高くなくて、前回の衆院選でも投票率は50%行ってなかったし、しかも世論調査の無党派の割合を思えば選挙に行った人間の半数の大半はB層ということになるので情報扇動に流されやすいのも確か。ましてやB層の大半は本を読んでいないので言葉の意味が分かっていないし、想像力もない。だから目先までしか見えない人間が多いのだろうかと憂いで見る今日この頃。
ほとんど同じ出だしでございますが私は民主党を応援している立場の人間ですし、小沢氏の公設秘書逮捕に胡散臭さを感じている一人です。
ですが、親小沢派の方にはすこぶる評判がよろしくない岡田克也氏が次の代表になる方がいい、と考えている人間ですので、批判している訳でも非難している訳でもなく、むしろ共感できる部分が多い植草一秀氏に言いたい。


「何故、あなたはこうまで岡田克也氏を認められないのですか?」


5月14日付のブログも読ませていただきましたけど「マスコミが偏向報道しているので」という理由で岡田氏を認めたくないように映ります。①②③の理由で語られていましたが実にもったいないことでした。
①は植草氏がいつも指摘するマスコミ報道が『自民党内抵抗勢力VS刺客候補』という偏向的な図式を作ったがために惑わされた有権者が『刺客候補』に投票しただけじゃないですか。誰もマニフェストなんて知らないですよ。現に郵政民営化のことなんて国民はまったく知らなかった。
②については5月14日付の中日新聞(=東京新聞)を見てほしい。ちゃんと「当面は消費税を上げない」と言ってます。その当面がいつまでなのかは分かりませんが「2011年に上げる」と言ってる自民党とは明らかにスタンスが違います。
③に至ってはこれも5月13日付の中日新聞(=東京新聞)に出てますけど、鳩山氏が言っている「民主党が政権を取ったときは官僚幹部クラスにまず辞表を提出させる」という構想を2005年のマニフェストに明記しているのです。まさか代表の承認なしにこれを入れることはできないでしょう。


ドブ板選挙は代表という足かせが取れて晴れて自由の身となった小沢氏がこれからも続けてくれます。岡田氏はテレビで広報の役割を果たしてくれれば二重の選挙活動ができるじゃないですか。知名度にしたって今、マスコミがご丁寧に大々的に宣伝してくれてますし、クリーンとか真面目とか言ってくれてますので自民党の誰よりも好感度は上がります。いくら国民の意識が低いと言ったって小沢氏の後なのですから4ヶ月じゃ忘れませんよ。もっと良い風に捉えて見ては如何でしょうか。



って、あー……別にこのブログを植草氏が見ている訳でもないだろうに何言ってんだろ、私は。
でも小沢氏が民主党にいるんだからその影響力は誰が代表になろうと失われるわけでもないんで岡田氏だろうと鳩山氏だろうと、あえて表現しますが『院政』になりますよ。もう方針を変えられない時期になりましたし、小沢氏と岡田氏が仲が悪い、だなんて聞いたことないです。なんたって旧竹下派以来の、二大政党制実現のため、供に自民党を飛び出して新生党を結成し、今現在同じ民主党に所属している戦友なのですから。(と信じたい)
非難するのは仮に代表になった後、小沢氏とは違う路線を歩み出したときでいいはずです――。
私は民主党を応援している立場であるからして、次の新代表が誰になるかには並々ならぬ興味を抱いております。
とは言え、私的一押しの岡田克也氏はやっぱり親小沢氏で民主党支持者から好かれていないようではありますが。
ううん……なんかこう……普段は偏向報道だとか言ってるのに「岡田氏が小沢氏と距離を置いている」なんて情報は信じちゃうんですからね……それもご丁寧に岡田氏へのネガキャン張ってまで……一度でも岡田氏が小沢氏を批判したことがあったならともかく私はそんな報道見たことないのですが……あったんですかね?

しかし大変嬉しいことに私と同じ認識を持っている方が、親小沢氏の中にもおられました。
本当に喜ばしいことなのでここに紹介させていただきます。
黙ってリンクも貼ってありますけど、

Aobadai Life様

でございます。
どうやらマスコミ出身の方のようで、多少文章は長めですが親切丁寧に、具体的に解説を加えて、しかも文章のノリも固くありませんから大変読みやすいものです。なんとなく私小説を読んでいる感覚でマスコミ関連の情報を詳しく知ることができるので、「政治とか社会とかって難しいからなぁ」という気持ちで敬遠されている方はぜひ一度、ご訪問されるとよろしいのではないでしょうか。

それにしても今日も相変わらずマスコミは『親小沢氏VS反小沢氏』とか『小沢氏の路線を引き継ぐのか刷新するのか』が争点とか言ってます。さすがに辞めた小沢氏の説明責任がどうとかいうニュースはまったく国民の耳に届かないことを一日で悟ったらしく、さらっと触れる程度にまで成り下がって全然重要視されなくなりました。まあ視聴率が取れないんだから当然っちゃ当然ですが。
ええっと……
私、別に政治学者でもなければマスコミ関係の人でもないし、ルポライターでもない『ただの一般人』なのですが、この論調を見たときに思ったことはたった一つ。


いったい何をピント外れのこと言ってんの?

マジで言ってるなら今のマスコミって考察力がないってことになるよ?


です。
だって、総選挙までわずか4ヶ月まで迫っているのですよ。しかも2008年が始まると同時に民主党は総選挙に向けてスタートを切ったんです。
それで1年半ほど来てるのに今さら路線変更なんてできるわけないじゃないですか。そんなことをしたら、特に新人候補を中心に混乱して余計狼狽し、国民の前に醜態を晒してしまいますよ。街頭演説に立っても「あれ? 前と違うこと言ってないか?」じゃ誰にも信じてもらえません。
てことは岡田氏だろうと鳩山氏だろうと小沢氏路線は引き継ぐに決まってるじゃないですか。それに国民からは『小沢氏』という殻が破れるわけですから民主党の政策に耳を傾けるし、小沢氏の事件が起こる前のことを1年かけて訴えてきた以上、忘れている訳がございませんので、今さら路線変更なんてやったら逆に支持を失うだけでございます。

いくらなんでも民主党がそこまで馬鹿じゃないですよね? 何か勘違いしている風な前原と仙谷を除けば。
つーか岡田さん、大丈夫ですよね? 代表に就任しても小沢路線で行きますよね? 小沢路線とは『政治とカネ』じゃなくて『党の掲げる政策と目標』のことですよ。今さら変えちゃいけませんよ。
あと小沢氏が挙党一致って言って辞めたんですから代表選が終わったら鳩山氏も岡田氏も代表選のことは引き摺らないでお互い協力して民主党を一枚岩にまとめてくださいよ。
今日も小沢代表辞任のニュースを引きずっているような内容でございますが、ご了承を。

昨日は結構強気に書きました。ただ、自分でも分かっていますが、あれは自分を鼓舞させるためであり、小沢氏が代表を退くことになったとはいえ、民主党に残り縁の下で新代表を支えるのであれば、まだ日本変革の望みを捨てるべきではない、と考えたからです。
テレビ、新聞は絶対に報道しませんので、ネットでのみ小沢氏への思いを綴った支持者のコメントを閲覧できるわけですが、やっぱり中にはショックからか「小沢氏は民主党を出た方がいい」とか「民主党に投票できない」とかいう意見もありました。
ですが、ちょっと待ってください。
小沢氏は代表を辞しても党に留まる訳ですし、議員を辞職するわけでもないのです。しかも、ご本人自ら「挙党一致」のためと仰ったわけですから政権交代のために民主党で力を尽くすってことじゃないですか。なら支持するのが当然じゃない? ここまで頑張ってきた支持者たちは今までの頑張りは何のためだったのですか? 政権交代のためじゃなかったんですか? 確かに小沢氏の居ない民主党は心許ないかもしれませんが、民主党に居るんですよ。なら心強いと思わなくちゃ。
それに小沢氏は元々、代表の座にも総理の椅子にもさほどの興味を示している訳でもなく、代表になったのは自民党に対抗するためだったはずです。現に2006年4月の就任以後、氏は支持率一桁であった民主党を野党第一党にまで成長させ、日本史上はじめて国民に「政権交代を託せるかもしれない」政党に登り詰めさせたのです。その小沢氏が民主党に留まるなら、応援してもいいじゃないですか。まだ民主党に賭けてみてもいいじゃないですか。少なくともアホの前原、仙谷、小宮山が中心になるなんてあり得ませんよ。そんなことをしたら間違いなく小沢氏は出ていってしまいます。そうならない限り、まだ民主党を信じてみるべきですよ。報道では岡田克也氏が反小沢とか言われているようですけど、私は岡田氏のブログで岡田氏が小沢氏を批判している文章を見たことありませんし、インタビューでも小沢氏批判を展開した姿を見たことありませんよ。報道の文章なんて書く側の表現でいくらでも都合よくなります。
だから私の一押しは岡田克也氏です。代表を務めたこともあり、大敗したとは言え、あの大劣勢の2005年選挙戦から逃げずに立ち向かったあの姿は私の胸に焼きついております。
今は党の派閥なんて小さいことは言わずに、一番誠実な人を立てて立ち向かうべきときです。小沢さん、鳩山さん、菅さんが新代表を支えてくれればまだ民主党を見切る必要なんてないですし、小沢さん、鳩山さん、菅さんが新代表を支えてくれると信じています。
……支えないなら完全に終わりでしょうけどね……そうならないことだけは願うしかありません。


さて、長々と書いてきましたけどもう少しお付き合いください。
タイトルにもありますようにB層人種の深刻さを思い知りました。
実は昨日、明らかなB層人種と政治のことで話す機会があったんです。
ええ……っと、想像した通り、というか想像している以上に寝ぼけてます。『今』こういう判断をしたら、『未来』がどうなるかなんて考えてもいません。完全にノリと勢いだけで生きてます。今の瞬間だけで自分を正当化しています。自分にとって何が大切かを根本的に見誤っています。人が丁寧に、諭したわけでもなく、その人の考えも尊重して自分の意見を言っているのに、自分の意見が正しいんだと言うばかりで最後には逆切れする始末です。本当にどうしようもないです。明日、明後日さえ見ていません。
たぶん、こういう人は想像しているより多い気がしてなりません。なぜなら類は友を呼ぶからです。普段は全然、政治に関心がないくせにゴシップ記事にだけ噛みついて、政治によって自分の生活にどんな影響が出るかなんて頭の片隅にもないです。
これは本当にダメだと思いました。
んで、本人は正論のつもりなのでしょうが根本的に間違っている論調を一つ紹介しましょう。これですべてが解った気がしましたよ。


B層人「生活が苦労するのは自分の責任」


アホです。救いようのないアホです。
確かに『自分の責任で生活が苦しくなる』なら間違いではありませんが、今現在、多数の人たちが苦しんでいるのは『与党がごり押しした政策と個人のできることが限界に来ているのに何の対策も出さない与党の所為』ということを知らんのです。そして、苦しんでいる人というのは、常に選挙があるたびにちゃんと投票に行った人間なのです。何も考えずに自民党と書くか、普段は投票を放棄しているくせにいらん時だけ勢いとノリで投票に行ったB層などではないのです。また始末が悪いことにB層は借金することを恥と思わないのです。ですから本人は生活に苦労していると思っていないのです。少なくされたサラリーでやりくりしていることを知らんのです。これは本当にどうしようもありません。テレビのコメンテーターの言葉を鵜呑みにして、全く深く考えていない証拠です。
こんなのが日本をだめにしているんだろうなぁ、と嘆息した昨日でございました。
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